[GameMaker: Studio] Windows8/8.1ストアアプリのエクスポート

gms_win8_1

GameMaker: StudioからWindowsストアアプリのエクスポートは、他のプラットフォームへのエクスポートに比べて若干クセがあります。

いつか手順をまとめようと思っていましたが、Mr.Joe Healyが解説している動画がとてもわかりやすいのでそちらを紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=UOagvPAhdMI

  • 開発機のOSはWindows8/8.1であること。
    ※WindowsストアアプリのビルドはWindows7ではできません。
  • Windowsストアアプリ開発者ライセンスは事前に取得しておくこと。
  • ゲーム/アプリのタイトル名称を予約しておくこと。
  • VisualStudio(Expressでも可)2012を使うこと。
    ※設定が正しければVS2013でもビルドできますが、確実なのはVS2012です。

環境次第では解説動画の手順で問題なくビルドできますが、SingnerSign()エラーでパッケージ化に失敗するという報告が多数あります。

これを解決するにはGM:Sが用意しているAppxManifest.xmlを修正する必要があります。修正前にバックアップを取っておきましょう。
C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming/GameMaker-Studio/Windows8Native/x86/AppxManifest.xml
Windows RTの場合は下記になります。
C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming/GameMaker-Studio/Windows8Native/arm/AppxManifest.xml

修正箇所は上の画像を参考にしてください。
IdentityPublisher=”${YYPublisherCN}Publisher=”CN=自分のCNに置き換えるだけです。
以前(桜餡ぷちリリース当時)は他にも数箇所修正する必要がありましたが、現在のGM:S 1.4.1522では“${YYPublisherCN}”だけ修正すれば大丈夫でした。先日リリースしたヴァンアレン帯 Dでは“${YYPublisherCN}”のみ修正しています。

実際にストアに提出する際にGDF(CEROやPEGI等のレーティングの書類)を添付しなければなりませんが、Windows Kits 8.08.1の両方がインストールされている場合は8.0ではなく8.1の方のGDFMakerを使用してください。
マイクロソフトの解説では8.0と書かれていますが、8.1が入っている場合は8.0GDFMakerはエラーが出てしまい使用できません。
※GDFが必要なのはゲームのみで、アプリの場合は要求されませんでした。

ここまでの手順ではWindowsストアへの提出は英語版として処理されてしまいます。
これはGM:SAppxManifest.xmlで言語設定がEN-USと指定されているためです。
日本語のみにするならばResource Language=“EN-US”“JA-JP”と書き換えてください。

もし多言語対応で日本語と英語に対応するならResource Languageを2行に分けて、
<Resources>
    <Resource Language=“JA-JP” />
    <Resource Language=“EN-US” />
  </Resources>
のようにしてください。他の言語を追加するときも同様に行を増やしてください。
対応可能な言語と指定方法は下記で確認できます。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/jj657969.aspx

桜餡ぷちの対応言語が「日本語・英語」なのにヴァンアレン帯 Dでは日本語タイトルなのに対応言語が「英語」のみになってしまっているのは、この部分の修正をすっかり忘れてしまっていたためです。
(後日修正アップデートします…)  ver1.0.2で修正しました。


・Windows Phone 8の場合(2016/05/05追加)

WP8で多言語対応する場合もWin8と同様にマニフェストファイルの修正が必要です。

C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming/GameMaker-Studio/WinPhone/x86/WMAppManifest.xml
C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming/GameMaker-Studio/WinPhone/arm/WMAppManifest.xml

  <DefaultLanguage xmlns="" code="ja-jp" />
  <Languages xmlns="">
    <Language code="ja-jp" />
    <Language code="en-us" />
  </Languages>

Windows 8とWP8の両方でリリースする場合、言語設定は必ず一致させてください。

もしWindows 8が“ja-jp”“en-us”で、WP8を“ja”“en”とした場合、ストア申請時のアプリ説明で“ja”“ja-jp”“en”“en-us”の4通りの入力が求められてしまいます。
申請画面で不要な言語を削除することも可能ですが、事前に揃えておいた方がいいでしょう。